今回紹介いたします1892年から歴史ある時計メーカIngersoll（インガソル）からの貴重自動巻き時計です。
日本で未輸入したモデルです、今回紹介します。
Ingersollの歴史：1892年に米国ミシガン州の農家に生まれたロバートとチャールズ・インガーソル兄弟によって設立された時計ブランド、インガーソル。
新技術を駆使し自動化生産ラインで懐中時計や腕時計を生産した、最初のアメリカの時計工場の一つです。
"ドルの時計　Dollar Watch（たった1ドルで売却されたことから） また、"ヤンキー　Yankee"という愛称で人気を広げたインガーソル時計の驚くべき成功のお話をしたいと思います。
1983年にインガーソルブランドはスティーブン・ストラウス社に合併後、ゼオン社（Zeon Ltd.）に買収されました。英国を代表する腕時計輸入者として大企業のひとつとして、ゼオン社は評価の高いブランドです。
イギリス国内だけで年間何千個も売り上げるブランドは、新しい世代が次々と「最初に身に付けた腕時計はインガーソルだった。」と口にしています。
近年もインガ-ソルは新しい時計商品をいくつもリリースしていますが、それでもなお歴史との絆は強いまま絶えることはありません。
2007年にリリースされた人気バイソン（Bison）シリーズを含め、新製品に高いクオリティーと本質的な価値を重視させながら、変わらないスタイルとともに改良し続けるブランドです。
当初のオリジナルからは想像もできないほどの長い道のりを経てきたとはいえ、それでもインガーソルは本質的な価値を失わないブランドです。
伝統を懐かしく思わせながらも近現代的な腕時計をデザインし続けるインガーソルの時計は、本質を見極めることのできる消費者を対象としたスタイルと適正な価格でトップの質をこだわり続けています。